「恐れ」
目を閉じている暗闇の中で
しかし私は目を開いている
光の霧がモヤモヤと形を変え
光の点が直線を描く中
私の目には
見えないはずの現実が見える
それは目を閉じながら見える映像
存在しない仮想の世界
そこで私は
在りもしない現実を描き
在りもしない現実に恐怖する
目を開けば
そこには恐れるものなんて何もない
誰も私のことなんて気にしていない
目を閉じていることも
空想の現実に怯えていることも
誰も知らない
「恐れ」
目を閉じている暗闇の中で
しかし私は目を開いている
光の霧がモヤモヤと形を変え
光の点が直線を描く中
私の目には
見えないはずの現実が見える
それは目を閉じながら見える映像
存在しない仮想の世界
そこで私は
在りもしない現実を描き
在りもしない現実に恐怖する
目を開けば
そこには恐れるものなんて何もない
誰も私のことなんて気にしていない
目を閉じていることも
空想の現実に怯えていることも
誰も知らない