「土曜日の駅」

 

 

「土曜日の駅」

 

 

閑散としたホーム

日差しは地に届かない

分厚い雲におおわれて


人はみな

誇らしげに生きている

なんて、ちっぽけな世界

なんて、ちっぽけな自分

そうやって妬んでる


そんな自分にも日は注ぐ

雲の切れ間から

照らされたと思ったら、途端に

また雲に隠れ

冷たい風だけが残っている

太陽にさえも見放されたような

惨めで弱々しい自分

また日が差さないかと

女々しく空を見上げる


唐突に気付く

自分が嫌いなのだと

 

 

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