「星を追う子ども」

 

「星を追う子ども」

 

新海作品を映画館で見るのは今回が初めてで、あのきれいな映像をスクリーンで見られただけでもう満足というか。

多分、さんざん言われているであろう「ジブリ」云々は、パンフレットの監督のインタビューから、

「例えば作画監督の西村さんによるキャラクターデザイン。かつての東映長編や名作劇場で確立され、今ではジブリに濃く受け継がれていると思いますが、そういう日本のアニメーションの中で長い間親しまれてきた絵柄を今回は意識してもらいました。物語を伝える「容れ物」として普遍性を獲得しているキャラクターデザインだと思うからです。そんなふうに絵も物語も普遍性のあるフォーマットにして、しかしテーマとしては現在の自分の問題意識を盛り込んだ作品にしたい。」

という部分が参考になるんじゃないかと。確かに、ことあるごとにジブリのあのシーンこのシーン、あのキャラこのキャラが頭をよぎるけれど、やっぱり似ているのは外側だけだと思うし、似てると言ってもそこにはちゃんと違いもある。中身はジブリではないし、その中身を見たくて見に行くなら、ちゃんとそこには見たい新海作品があると思う。

今回の映画を見ながら、新海作品の魅力は「切なさ」じゃないかなと思った。甘くない切なさというか、そんな感じ。
あと忘れてはいけない天門氏の音楽も魅力の一つ。今回は一人ではなく編曲の多田彰文さん、エンディングの熊木杏里さんの三人で作ったそうで、内容に合わせた壮大な感じの曲が多かった気がする。よかったのはエンディングかな、歌詞が映像と合ってた。

本当は見に行こうか迷ってました。ジブリっぽいという先入観で、見たいような見たくないような・・・という。
でも、見に行ってよかった。

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